今回は長野県飯綱町で見つけた「りんごジュース」を紹介いたします。
珍しい品種のりんごジュース
長野県飯綱町にある直売所「いいづなマルシェ むーちゃん」で、珍しい品種のりんごジュースを見かけたので買ってきました。
左からグラニースミス、アロマ、ブレンハイムオレンジ。どの品種も1瓶300円(税込)です。
他にも何種類かあったのですが、気になった品種を3つ購入しました。
グラニースミスは聞いたことがありますが、アロマとブレンハイムオレンジは全く聞いたことがないですね。一体どんな味なのか? 飲み比べてみたいと思います。
長野県飯綱町はりんごの名産地
飯綱町は日本有数のりんごの名産地。実に50品種以上のりんごが栽培されており、さまざまな品種のりんごを味わうことができます。昼夜の激しい寒暖差によって生み出された、蜜たっぷりの味の濃いりんごは絶品。近年では町をあげてりんごのPRに力を入れており、県内外で「りんごと言ったら飯綱町」という認知が広まっています。
飲み比べてみた感想
アロマ
まずはアロマから。
香りがかなり強いです。アロマの名前の通り、華やかな香りがします。
飲んでみると……めちゃくちゃ酸っぱい! これは普通のりんごジュースでは中々ないレベルの酸味の強さ。
でも酸味の中にちゃんと甘味もあります。味わいとしてはりんごジュースというより、りんご酢に近いかもしれません。
一口目では酸味の強さに衝撃を受けましたが、飲み進めてみると、このりんごジュース……酸味とか甘味とか以前に、とにかく味が濃い!
後のふたつの品種と飲み比べてみてもダントツで味が濃いです。甘味と酸味のバランス以外に、品種によって味の濃さの違いもあるんですね。
アロマ:豊かな風味・香りが特徴的なスウェーデン原産のりんご。甘味は少ないが、酸味のバランスが良く、果肉は柔らかめ。北欧では有名なりんご品種のひとつですが、日本ではごく一部でしか栽培されておらず、ネットで検索してみてもほとんど情報が出てきません。
グラニースミス
お次はグラニースミス。
おぉ! こちらはアロマとは真逆ですっきりとした味わいです。
甘味も酸味も同じぐらいのバランスで、とても飲みやすい。アロマはチビチビとしか飲めませんでしたが、こちらはぐいぐい飲めますね。
青りんごならではの清涼感と言いますか、鼻を抜けるようなりんごの風味も感じます。
個人的にはグラニースミスが、この3つの中では一番好きですね。味にクセがないので万人ウケするのではないでしょうか。
グラニースミス:オーストラリア原産。欧米で最も人気のある青りんごです。クッキングアップル(加熱調理用のりんご)として、アップルパイなどによく使われますが、近年では生食用としての人気も高まっています。日本では長野県や福島県などの一部の農園で栽培されています。
ブレンハイムオレンジ
最後はブレンハイムオレンジ。名前の通りオレンジジュースのような色合いをしていますね。
味もオレンジなのかと思いきや、味はちゃんとりんごでした。
この3つの中では一番甘いです。アロマやグラニースミスほどではありませんが、少し酸味もありました。
味はりんごですが、しっかりとした甘さの中に酸味がある点は、オレンジジュースに似ています。これが名前の由来なのかもしれません。
ブレンハイムオレンジ:黄緑色の果皮に赤色の縞模様があるイギリス原産のりんご。ブレナムオレンジとも呼ばれる。サクサクとした硬めの食感とナッツのような風味が特徴。生食よりも料理に使われることが多い。
まとめ
3種類とも、まさに三者三様の味わいで、美味しく飲み比べることができました。
スタッフ3人で飲み比べたのですが、1瓶230mlと量が多く、3人で分けても十分に味わって飲み比べることができました。
缶だと少なすぎるし、でかい瓶だと多すぎる。このぐらい大きさの瓶がみんなで飲み比べるにはちょうどいいかもしれません。
パッケージもよくあるりんごジュースと違って、おしゃれな感じでよかったです。
このりんごジュースは今回飲み比べた3種類以外にも、「シナノドルチェ」や「あいかの香り」など、
10種類以上の品種のりんごジュースがあるみたいなので、また見かけたら飲み比べてみたいです。
今回紹介したりんごジュースは、飯綱町の直売所の他、飯綱町の公式通販サイト「みつどんマルシェ」で購入することもできますので、ご興味のある方はどうぞ〜。